有馬温泉〜銀の湯
平成15年 3月23日(日)
天候: 晴れ
同行: 単独
有馬温泉「銀の湯」全景



 前略

 暑さ寒さも彼岸までとはよく云ったもので、何だか一気に春めいてまいりましたね。桜
の便りももう直ぐです。こういい気候になってくるとあちこちでかけたくなるのも人情で、
ふらっと有馬三山をぶらついてきました。下山後の温泉で一っ風呂も勿論目当ての一つで
す。

 有馬三山はなかなかいい山でした。松を中心とする雑木が主体で、殆ど植林が無いのが
いいですね。表六甲ほど人も多くないですしね。拙HPにアップしてありますので、興味
がおありでしたらどうぞ。

 さて、本題です。有馬温泉は日本最古の湯とも云われていますが、旅館の湯以外に、公
衆の入浴施設として温泉会館があったのですが、老朽化の為に新築されて「銀の湯」、「
金の湯」という2つの施設になったのはご存知だと思います。今回、寄ったのは「銀の湯」
の方です。

 ロープウェイ駅から車道を道なりに。左の坂道をぶらっと降りて行くと、炭酸を含んだ
水が湧出する公園があります。その炭酸水を飲んでみると重曹水のような味です。なんか
シュワーッとしましてね。「銀の湯」はこの炭酸を含んだ無色透明の湯なのです。

 公園の先を左に曲がると「銀の湯」です。暖簾をくぐると受付。小生と同じ心掛けの人
がいて、登山靴を下足箱の上に置いています。自動販売機で券を買って受付へ渡すシステ
ム。金550円也(H15/3現在)。ここでロッカーの鍵を貰います。ついでに髭剃りも買
いました。(^^;)

 ザックが入らんのでロッカーの上へ。そそくさと汗臭いシャツを脱いで浴場へ急ぎます。
浴場の中は「太閤の蒸し風呂」、所謂、サウナと泡風呂、一般浴槽のみで、残念ながら露
天風呂はありません。浴槽はこれも秀吉が入浴した岩風呂をイメージした岩風呂ふうとあ
りましたが、云われるまで気付きませんです。はい。まぁ銭湯と何らかわりませんわ。違
いは湯が名湯「有馬の湯」なので「いと有難し」って感じですか。(笑)

 泉質は全体にさらっとした感じの湯です。勿論、無色透明。一寸熱めの湯で、印象的に
は「こざっぱり」という語感に近いものがありました。
 
 帰りがけにパンフレットを貰っていきます。それによれば「金の湯」、「銀の湯」のハ
シゴも出来るみたいですよ。

 玄関前に床几が置かれていたので、火照った体を冷やします。目の前を次から次へと入
浴客が。盛況の様です。その分、ゆっくり浸かるってのは平日でもない限り難しそうです
ね。機会があれば、次は「金の湯」の報告もします。それではまた。
                                      草々
■シャンプー、リンス完備ですが、タオルは持参下さい。
有馬温泉「金の湯」

 有馬温泉「銀の湯」のデータ
【所在地】神戸市北区有馬町1039−1
【泉質】炭酸泉・ラジウム泉
【温度】29.4℃(ラジウム泉)18.6℃(炭酸泉)
【効能】神経痛、筋肉痛、うちみ、慢性消化器病、冷え症等
【備考】 平成13年9月にオープンした神戸市営の入浴施設です。
有馬温泉は太閤秀吉も入浴したと云われ、それをイメー
ジした岩風呂とサウナがありますが、残念ながら露天風
呂はありません。金の湯とセットの温泉巡り券が販売さ
れています。      
TEL 078(904)0256


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