秋晴れのEXPO記念の森から北摂鉢伏山散歩

平成13年 9月23日(日)
天候: 快晴
同行: 三女朋加、飼犬チェリー
EXPO記念の森の芝生広場でチェリーとVサイン


 朝から雲一つない秋晴れの空。しかしあれこれとぐずぐずしている間に、いつの間にか
遠出は無理の時間に。その代わりという訳ではないけれど、たまにはのんびり弁当持って
歩きに行きますか。

 そこで一番下のチビを誘って、EXPO記念の森へ。久しぶりに飼い犬のヨーキーのチ
ェリーも同伴です。
 
 EXPO記念の森のある奥箕面には40分もあれば良い。お昼前、虫取り網も準備して
ゆっくりと出発。途中のコンビニで、弁当にサンドイッチ、飲み物(当然、缶ビールもで
す)を仕入れます。朋加は例によって、手にはもうお菓子をゲット。(^^;)

 何か異常に車の量が多いと思ったら、お彼岸だったのですね。北摂霊園や勝尾寺へ登る
車、降りてくる車と結構混んでいます。それらの車列に混じって箕面ダムから左に折れ、
しばらく登っていくとEXPO記念の森です。駐車場もほぼ満杯。たまたま出ていく車が
あったので、空いたスペースに駐車します。
 
 青い空の下、爽やかな微風が顔を撫でます。ススキが穂を出し、萩が赤紫の小さな花を
ほころばせています。腹が赤くなってきたアキアカネやタテハチョウが飛んでいます。網
振り回さなくても捕れるものです。直ぐに数匹。イナゴやバッタも草むらから飛び出すと
ころを捕まえました。しばし童心に帰る時間です。

 赤ちゃんの森から芝生広場に向かうと、もう、あちらこちらに家族連れがシートを広げ
てランチタイム。バドミントンに興じる若い人達もいます。シーズーやポメラニアンなど
小犬を連れている人達もいました。

 木製の床几が空いていたので使わせて貰います。まずは缶ビールをグビッ。日中飲むビ
ールは格別です。特製のり弁当は結構なボリュームでした。

 しばらく、芝生で犬と駈けっこに興じ、驚いて飛び立つ虫などと遊んだ後、ここから2
0分ほどの鉢伏山へ向かいます。

 清水谷園地への自然研究路の分岐を右に見て小さな尾根沿いの道に入ります。やはり夏
を越えたからでしょう。ササが繁茂しています。朋加の背の高さ位のササも多いので、目
に入らないよう注意が要りました。もう一つ。そこここにあるジョロウグモの巣にひっか
からないように。顔に付着すると鬱陶しいですからね。

ササが生い茂る鉢伏山への踏み跡にて

 芝栗のイガが落ちているので栗を探していると、ブッシュの地面に変なキノコを見つけ
ました。網の先でつつくとプカッ、ホワッと菌糸の黄色い煙を吹き出します。朋加は「プ
カポン」と呼んでいましたが、正式名称は「キツネノチャブクロ」というそうです。

 ササの丈が人の背丈を越えるようになると、間もなく鉢伏山の頂上を通る関電巡視路と
の十字路です。ここもやっぱり少し生え混んでいます。明が田尾山への縦走路はブッシュ
に近くなっていますが、そこを過ぎると大丈夫でしょう。

 まずは西の鉄塔。いい眺めです。六甲山や大峰山、千丈寺山、羽束山、大船山など、北
摂のお馴染みの山々の向こうには笠形山も望めました。

 朋加は関電巡視路の階段を降りようといいますが、登り返すのがしんどいので適当な所
までにしておきます。すると、いやな羽音。スズメバチが巡回飛行にやって来ました。危
うきに近寄らずで、トッとと鉄塔まで戻ります。

 続いて、東の鉄塔。こちらは北摂霊園が広がり、左に石堂が岡が眺められます。右方向
には大阪市街から生駒山が覗いていました。

 30分程もうろついていましたが誰も来ません。十字路から戻ることにします。

 芝生広場から木製の展望台へ登ります。周囲の桧が生長してきたので、やや見通しは悪
くなってきました。そこで一番上迄登ります。

 いつ来ても西から北にかけて良い展望が得られます。北摂の主だった山々が指呼でした。

 散策路に沿って駐車場へ戻ります。道端にはカワラナデシコ。白花のゲンノショウコ。
ムラサキシキブ(コムラサキ)が鮮やかな紫色の実を鈴なりにつけています。
遊歩道沿いに咲いていたカワラナデシコ
ムラサキシキブ(コムラサキ)が色づいていました

 管理事務所の前で一休み。残しておいたサンドイッチを頬張ります。以前売っていた缶
コーヒーは事務所に置かなくなったとのことでした。

 相撲の千秋楽の実況放送を聞きながら帰途につきます。後の座席では朋加も犬もぐっす
りでした。


【タイムチャート】
計測していません



鉢伏山のデータ
雑木の中の山歩き北摂鉢伏山』をご覧下さい



   トップページに戻る

inserted by FC2 system