鎌倉山行者道の仏達                                            【撮影01/02/04】

大天井、普光寺山を過ぎて459mピークにさしかかる と、智の世界を象徴する智拳印を結ぶ金剛界の大日如来 が鎮座。宝冠を戴き、蓮弁の上に結跏趺座しています。

行者道直下の崖の岩に置かれた行者像です。
錫杖に下駄を履いていますが、人間臭い顔をしています。
八千代町へ抜ける峠に下り、急坂を登り返した鎌倉山の 北峰におわす孔雀明王の像。四臂を持ち、開蓮華、孔雀 尾を持っています。孔雀が毒蛇を食らう所から一切の邪 毒を除く仏と言われますが、雨乞いの仏でもあります。

鎌倉山山頂の三角点横にある法起菩薩像です。法起菩薩
は西国三十三箇所を開いた徳道上人が化身したものとい
われています。上人には常人離れした色々な伝説があり、
渡来人だったのかもしれません。この仏もどこか大陸風
の風貌を持っています。
西の覗きや普光寺の奥の院となっている旧鎌倉寺を過ぎ て山を下ってくると、「是より鎌倉山」の石標横に立つ 石仏で、不動明王と行者が仲良く並んでいます。萬度供 養塔明治39年の銘が彫られているところを見ると、日露 戦争の供養塔でもあるのでしょうか。        

御疲れ様でした。如何でしたか?これで行者道をぐるりと巡ったことになります。

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