天の川温泉

天の川温泉と案内図に見入る登山客
                             平成8年9月 8日(日)
 お元気そうで何よりです。  そうそう、またまた陳腐な情報を一つ。天の川温泉に露天風呂が出来たと聞いて、早速 この日曜日に行って来ました。  なんやかやで自宅を出たのが9:50。阪神高速三宅ランプからR309、新家でR1 70、河内長野で分岐して金剛越えで五条へ。この道は天誅組が五条の代官所を襲撃した 時、辿った道でもあります。  五条本陣でR24、その後、国宝八角円堂のある栄山寺の建つ吉野川沿いの県道を採っ てみました。下市でR309にぶつかり、一路南下はご存じの通りですね。  前々から天川への道はトンネルを掘ったりしていましたが、まだあんまり工事が進んで いません。進まん方が前のままの狭い道で、旅人が少なくて、我々にとってはエェですが、 これは都会人のエゴでしょうね。  途中、延喜式内社の丹生川上下社に参拝して後、まずは洞川(どろかわ)へ行って、日 本名水100選にも選ばれた洞川湧水群の一つ「ごろごろ水」で水汲み修行。いつも車に ペットボトルを積んでますので、12リットル程汲ましてもらいましたが、ここも行列で す。でも、この水で入れたコーヒーは旨いんですわ。  一息ついて戻り、虻トンネル手前の「みたらい峡」ハイキング道入り口の駐車場で川を 見ながら握り飯タイム。清流と緑を愛でながらの飯はほんまにうまいですね。  ところで、大阪では、セミの声を聞かなくなったのに、天川ではまだ鳴いていました。 大阪は熱帯性のクマゼミが主流、天川は従来種のミンミンゼミだからでしょうか?  一服したら、お目当ての天の川温泉です。  目玉の露天風呂ですが、従前の天の川温泉の内湯の湯船の外側、つまり天の川側に4. 5畳位の広さの風呂が出来ていました。初秋の日曜の晴れた日というおりから、釣りとハ イキング客で建物内は結構混んでおり、女湯は待ち時間が出るほどでした。  しかし、昼の日中から緑に囲まれた露天風呂に浸かる。これこそ至福の時ですね。何時 間かけてもやっぱり来て良かったと思う一瞬です。そして風呂上がりの川風に吹かれなが らのビール。ア〜ァ帰りたくない!! (^^;)  ほろ酔い加減で天河弁財天へお参り。近くのログハウス喫茶「おおとり」で一服したか ったですが、今回はパスして帰路につきました。  ちょっと遅く出たので、今回は鍾乳洞など廻り切れませんでしたが、天川へはこれで3 度目、でも見所が結構あって何回でも行きたいところですね。  それではまた...。



  天の川温泉のデータ

   【所在地】奈良県吉野郡天川村坪内
   【泉質】 重曹泉
   【温度】 18℃
   【備考】 当地に鎮座する天河弁財天は芸能人の参拝も多く、内田康夫の
         天河伝説殺人事件の舞台として有名になりました。また、同じ
         天川村の洞川は大峰登山の基地で洞川温泉も有ります。
         さらに丸薬「だらにすけ」は有名です。でもにがいです。

 トップページに戻る
inserted by FC2 system