向山へ今年ものんびり花詣 |
山笑う向山連山 |
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今回五回目となる丹波は向山のヒカゲツツジ見物。最初にたぬきさんに紹介いただいた のが西暦2000年だったから、これで10年になるのかあ。光陰矢のごとし。 夜来の雨も上がって春には稀な澄んだ青空。寒さもひと段落。8時とゆっくり目に家を 出たが、交通情報では宝塚IC付近で事故の情報。勿論、地道で行くつもりだったが、R 176のバイパスも混むとみて、これも極力避けるコースを取ることにした。おかげでな んとか二時間程度で水分れ公園の駐車場に到着。しかし、なんと駐車場はほぼ満杯。JR のハイキングにも取り上げられるようになって、今ではすこぶるメジャーな場所になって 来たようだ。
清水山から鳳翔寺へと下りるヒカゲツツジ堪能コースを辿る。今年はジェットコースター のような天候不順。夏日になったと思えば、冬に逆戻りしたりで目まぐるしいが、そのお かげなのか、いつもはヒカゲツツジの最盛期にはもうコバノミツバツツジは盛りを過ぎて いるのだけれど、今年はヒカゲツツジとコバノミツバツツジのコラボレーションを楽しむこ とができた。大体、コバノミツバツツジは標高の低い場所にあって、標高がほぼ400m 以上で咲くヒカゲツツジの露払いのように滝山古墳の辺りや清水山の中腹の亀岩や天狗岩 辺りに多く見られる。薄ピンクからやや濃い紫に近いものまである大きな花束。更にヒカ ゲツツジも夜来の雨のおかげで花弁もシャキッとしていて新鮮な感じを受ける。ほぼ満開 の時期に出くわしたこともあって、吾輩にとっては、何度か来ている内でも今年は最高の 部類ではなかろうか。 丁度、向山平で昼食を取って最高峰方向へ進んでいる最中だった。反対側からやってき たのがたぬきさんの引率する10名ほどの一行だった。17日に歩くとは聞いていたので、 どこかで遭うとは思っていたけれども、バッタリというか、予想通りというか。(笑) 御 無沙汰は約1年ぶりでありました。 昼食やたぬきさん一行との遭遇などで留まっている間に団体さんに巻き込まれ、蛙子峰 の展望台でやり過ごす。団体さんは神社方面にショートカットしていったが、他に清水山 付近にも他のグループがいて、本当に今日は『心ブラ』状態だ。(こんな言葉、若い子は 知らんだろうなあ)
古いツガの巨木を見上げて、花見ハイキングを締めたのだった。 うららかな日和に恵まれて、久しぶりの丹波の春。こんなのんびり山歩きがこの頃、と みに好きになって来た。駐車場でたぬきさんにいただいた桜餅餡パンも、ちょっと甘酸っ ぱくていい味でありました。
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