ホームページの由来など
 
平成19年12月22日(土)
天候:雨



 私のHPも開設してから早や10年。最近とみに忘れっぽいので、ここらでその由来に
ついて述べておこう。

 時は1997年。当時、ちょうど山へ行き始めた頃で、近場の山の情報を求めてあちら
こちらネットサーフィンしている頃でもあった。そんな中で出会ったのが『低山徘徊派』
やKさんのHP。私はHPの個人オーナーにとても憧れていたのだった。そこへ何という
タイミング。中年おやじもWebに慣れなさいということで、会社がサーバーを用意して
くれて、HP作成者の募集を始めたのである。

 渡りに船とばかりに意気込む私め。で、名前は何にしよう?ふらふらあちこち出張るか
ら「浮雲流水」にしようとなったのだった。「浮く雲の如く、流れる水の如く」行方求め
ず行く当てもなしという意味で、禅宗の「雲水」の語源でもある。でも略すと「浮雲」→
「不運」。もう一つ、「行雲流水」というのもある。つらつら考えるとこっちの方が良かっ
たかも。なぜって、略すと「行雲」→「幸運」だものねえ。今更、後の祭りってものだ。

 さてお次はハンドルネームの由来。そもそも、「白夜の貴公子」という訳の分からない
気障な名前。今でこそフィンランド出身のF1ドライバー、ミカ・ハッキネンが有名だが、
元祖は何を隠そう今から30年以上も遡るのだ。そう私が中学生だった頃だ。国語の授業
だったと思う。新聞についての授業があって、実際にクラスを班分けして壁新聞を作るこ
とになったと思いねえ。その時、同じ班になったN君、何をとち狂ったか、コラムか何ぞ
を書いて、ペンネームを「白馬の貴公子」にしよった。本人はビーバーみたいな顔をして
いるのにである。しかし反面、(ええ名前つけよったやないの、ねんのねん)と青田赤道
風に羨ましく思っていたことではあった。因みにそんな彼も今は子の親。某大手塗料メー
カーに勤めるサラリーマンだ。
 
 それが廻り廻って、「白馬」から「白夜」に少し変化はしたけれど、PC−VANのハ
ンドルネームとして「白夜の貴公子」が誕生し、Aさんのパティオに出没しだしたという
具合。そして記念すべき第一回のオフデビューは奥播磨の藤無山。オーナーのAさん夫妻、
姫路のKさん、丹波のTさん夫妻、Kちゃん親子、Sさん、豊岡のTさん夫妻、Oさんら
錚々たるメンバだったが、つい最近のことと思っていたら、HPを見ると99年11月の
ことだからもう8年も前になってしまったのだなあ。嗚呼。白夜の貴公子も齢をとり、今
では髭の貴公子であります。うむ。

 さて、最後にSNSで使っている本名?について述べてみよう。SNSでの私の名前は
『高取 凌』という。まあ、ほとんどの場合、通りが良く、ある程度は「人口に膾炙」し
ているハンドルネームで通していることが多いので誰も知るまいが...。

 この『高取 凌』。どこからつけたかというと、苗字の『高取』の方は適当。本名から
一字を拝借しただけで本名よりかっこ良さそうというただそれだけの理由だ。でも名前の
『凌』、これには少し理由がある。

 石橋 凌という俳優がいるがご存知だろうか。そう女優の原田美枝子の旦那といえばわ
かるかな?現在は中年太りで些か昔の面影がなくなったものの、20年ほど昔はなかなか
スリムだったと思う。当時、TVでドラマか映画を観たのであろう、記憶は定かでないが、
確かダンディーなインテリやくざか、野心家の企業家のような役どころだったと思う。そ
の時の喋り方や何気なく眼を細める仕草が妙にカッコ良くて...。

 だから男子が生まれたら『凌』ってつけようって家人とも話していたものだ。もっとも、
生まれたのは女子ばかりなので、その思いは実現することも無かったけれど...。

 他人からみればどうってことないけれど、人には一寸したこだわりってあるものである。
これもその一つ。さて、皆さんにはどんなこだわりがあるだろうか?



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