霊仙山〜風薫る山上の別天地           
 
霊仙山最高峰から北西を望む。左が三角点峰、右に経塚山
汗ふき峠には経塚山から画像の奥方向、谷山谷へは右方向へ降りていく

平成18年 4月30日(日)
【天候】曇り時々晴れ
【同行】単独


 関ヶ原を挟んで、伊吹山に相対するように南側に大きく根を張るのが霊仙山。幾度か行
くチャンスがありながらも、未だ訪れたことがなかったのを、このGWを利用して歩く事
にした。汗ふき峠から登ろうとしたら何故か谷山谷コースから。結構長く、しんどかった
けれど、尾根に上がるとそこはカルスト台地の別天地。そうして終わってみればピストン
せずに済んで充実した山歩きになったのでした。

 日本の高速道路は料金が高い。少しでも安く利用したいのが人情。醒ヶ井からアプロー
チする場合、最寄は米原IC。吹田ICからだと100Km超で通勤割引が使えない。茨木
IC−彦根ICだと98.4KmでOK。900円節約だ。(^o^/

 GWが始まっているが、通行量は意外に少ない。彦根市内もスムーズに通過。おっと忘
れていた、食料仕入れねば。目に付いたローソン。結局、ここを逃せばもうコンビニはな
かったのだった。(笑)

 JR醒ヶ井駅前で折れて南下する。沿道に目立つ木彫や仏壇の看板。彦根は仏壇が有名。
木地師の伝統が今も脈々と流れているのであろう。そういえば近くの愛知川上流には木地
師の里がある。

 上丹生の集落に入るとY字路。『霊仙山登山口』の目立つ標識に迷わず左の道を採る。
川沿いに一車線の狭い道を進むと植林の森に入って、すぐに浄水場の建物がある。その横
に空き地があったので車を止める。登山口にも駐車場があるとのことであったが、ウォー
ミングも兼ねてこの辺りで。結局、これが最終的には怪我の功名となるから不思議である。
準備しているとジモティらしいご夫婦。手に山菜。何ですかと問うとゼンマイですとの答
えである。
桜咲く上丹生の浄水場横に車を止める

 山桜が白い花びらをヒラヒラと風に舞わせている。その下を歩いて行く。『長浜えびね
小屋』と表札のある長浜山岳会の小屋を過ぎ、丹生川に架かる橋を渡る。上丹生林道の始
まりだ。左は心地よい音を立てて流れる清冽な丹生川。石灰岩の白い石や砂とあいまって
明るい谷だ。土手はユリワサビ、ヤマルリソウ、キケマン、スミレが咲き乱れている。そ
うして500mも歩いた登山口近く、イチリンソウの直径5pはあろうかという大きな花
は綺麗であった。

谷山谷コース登山口。熊注意の黄色い注意書きが

 なかなか立派な駐車場に数台の車が止まっている。案内図があったので確かめる。『汗
ふき峠』はどの辺だろう。
「現在地はと...」
「あれ?屏風岩?漆ヶ滝?ええっ?」
なんとえらい勘違いだ。てっきり汗ふき峠へのコースを歩いていると思っていたけれど、
今立っているのはなんと谷山谷の入り口。「むむ」空いた口が塞がらない。その時、はた
と気がついた。犯人はさっきの上丹生のY字路の大きな案内標識だ。そういえばいつの間
にやら谷山谷コースを歩いていたというHPがあったのを思い出した。(^^;

 一寸、登山者をビビらせる注意標識がある。「山ヒル多し。靴に食塩を振りかけて歩く
と効果あり。アブが体を噛むが手で捕えても刺しません」大意こんな意味。極め付きは「
熊出没」の新しい看板だろう。(笑)

 淡い若草色の芽出しを見せる木々や白い山桜が咲く山肌を眺めながら地道の林道を10
分も歩けば、それ程規模は大きくないが、谷を挟んだ左手は武者の鎧の様な屏風岩だ。右
に丸岩。手作りの標識は全部、上丹生のバス停前のN商店の名前入り。この後、要所に立
つ登山道の標識には助かる。
谷山谷のこんなガレ谷を遡上
手前の石に赤ペンキ、左の木の枝に標識がある

 大きな砂防堰堤。その先は忽然として水音が消える。水は伏流するのだ。堰堤の上部は
白い賽の河原に似た風景が広がる。石灰岩質の大石がゴロゴロ。その中の石に赤ペンキで
矢印がある。登山道は河原に降りたり、川縁に沿ったりして続く。『囃子ヶ坂』だったろ
うか、「鹿や猿が石を落とすので頭上に注意しながら歩け」と注意書きのある山抜けの跡
もある。今にも土砂が落ちてきそうだ。

 右にぽっかり空いていた『こうもり穴』。直径1m位の洞穴。鍾乳洞かな?

 一の谷を過ぎると右から大きな谷が合流するが、谷筋を歩く登山道は直進。紛らわしい
のは赤プラ杭がその大きな谷筋に埋められている事。なぜか測量用の巻尺が岩の上に放置
されている。それにしても静かだ。ミソサザイをはじめとする小鳥の鳴き声と鹿の警戒音
以外はザックの熊除け鈴の音のみ。気がつくとまた水が現れ、涼しげな音を立て始めてい
る。今日は暑い。ただ空気が乾燥しているらしく、汗だらだらという程でないので体力を
消耗せずに済む。

 何度となく沢を渡渉しつつ遡行を続ける。二の谷を抜けるとようやく漆ヶ滝まで1Km。
『小曲りの坂』と名づけられた地点で道は谷筋を離れ植林の中に入り葛篭折れに山肌をヘ
つるが、土砂崩れの迂回路らしく直ぐに谷筋に降りてくる。そこから10分足らずで『広
畑』。ここはコースが分岐しており、増水時はこちらを歩けとの指示がある。

『くぐり岩』。右の睨めっこしている様な岩です

 『くぐり岩』と呼ばれる岩と岩が押しくら饅頭をしている間を潜ると三の谷。それにし
てもトリカブトが多い。秋はさぞかし青紫に染まりそう。そのトリカブトに似た葉のニリ
ンソウは今が盛りだ。ニリンソウと呼ぶがここのは不思議にほとんど「一輪草」だ。ふと
見るとヤマシャクヤク。直径1cm程度の蕾がついている。真っ白に艶やかなヒトリシズカ
もなかなか鮮烈である。

 前方に屏風の様な稜線が見えてきて、その一部が低まっている。その辺りに滝がありそ
うだ。次第に谷が眼下に遠くなり滝音が聞こえ始める。すると結構、水量のある漆ヶ滝が
姿を見せる。滝つぼ近くへ行けたらしいが、斜面が崩れて少し難しいようだ。「君子危う
きに近寄らず」。一寸した観瀑台となった台地で滝を愛でながら水分補給休憩である。つ
いでに、ベビーカステラで小腹なだめだ。ここまで1時間半だ。
登山道から漆ヶ滝

 道は滝の左岸の山肌をジグザグに巻き登る。滝の上部に出る辺りから上は、このコース
で最も注意が必要な部分であった。山腹をこすったように付けられた道の幅は30p足ら
ずの所もある。漆ヶ滝の上にも小さな滝が連続するが水に濡れた岩を渡らねばならない所
もあって緊張する。下手をすると滑り落ちて滝を落下しなければならないかも。やっとそ
こを抜けて、ホッとするのも束の間、今度は右手の大石の転がる沢の高度差50m位の急
斜面を登らねばならない。岩の窪みには腐った雪が残る。浮石に気をつけて短い足のコン
パスを精一杯伸ばす。お蔭で太腿の裏側が痛い。(^^;

 登り切ったら稜線かと思いきや、その先もまだまだ続く。岩がなくなり傾斜も緩くなっ
たが、今度は雑木が邪魔をする。脈絡なく枝を広げた木の幹が雪に押し曲げられ、行く手
を通せんぼして歩き憎い。道は沢に沿うので、雪や雨の所為だろう所々消失気味の部分も
ある。けれども忠実に沢筋を遡ればいいようだ。久方ぶりに白い道標が見えてきた。『井
戸ヶ洞』。右からさっきの広畑からの横道コースが合流してくる。

 更に進むと沢筋は右に折れる。ここまで来ると沢はほとんど溝。残雪と粘土質の土で『
コネ土』状態。あら?道を外したかな?微かな踏み跡らしきものが斜面を上がっているが、
えらいヤブだ。我慢してもう少し溝?を辿ると、右に明確な踏み跡が現れた。
「フゥー」
そうして耳を澄ませると林の奥から熊除け鈴の微かな音が聞こえてきた。7時に出発し、
もう下山するというベテラン小父さんなのだった。

 クマザサが現れ始めた。もう山頂稜線は近いはず。気がつけば左から柏原道が合流して
きて、雑木に囲まれた中に『四丁横崖』との表示がある。そしてその雑木もなくなり、前
方に柔らかい曲線が波打つのが見え始めた。

 それにしても広い。霊仙高原と名づけても良いくらいの山上の別天地である。鞍部には
まだ多くの雪が残っており、その雪と見まごう白い点状のものはカレンフェルト。秋吉台
が有名だが、羊の群れにも見える石灰岩の露岩だ。典型的なドリーネも見える。

山上付近は別天地。右にカレンフェルトが
目立つ経塚山。その左肩の奥が三角点峰
左に最高点峰(避難小屋付近から)

 道はクマザサの中、林道ほども広い。五月の風が汗ばんだ顔に心地よい。真新しい避難
小屋を過ぎると、遠くに思えた経塚山もあっという間に近づいてきて、カレンフェルトの
群れの中の最後の登り。あっけなく山頂に着けば、西の方、汗ふき峠からやってきたパー
ティが小さく見える。
経塚山(北霊仙山)から最高点峰

 四方遮るものなしである。3時間もの時間をかけてやってきた甲斐がある大展望だ、と
いきたいところではあるが、惜しむらくは黄砂で視界が延びぬこと。伊吹山さえも望めな
いのは残念。それにしてもほとんど木がない笹原。平岩弓枝さんが花の百名山で愛でたよ
うに、トリカブトにアマナが良く目立つ。フクジュソウらしい細かい切れ目の葉っぱもあ
るが花はない。(西南尾根ではまだ咲いていたらしい)峠からのパーティが到着。福井県
からだという。その方々と入れ替わるように三角点峰へ向かう。

 遠くに見えるが直線距離で600mくらいだろうか。一旦、鞍部(Ca1,000m)へ
40m程度、下って登り返す。鞍部には残雪の雪解け水が流れを作っている。汗ふき峠近
くを流れる大洞谷、そしてその下流の芹川の最源流だ。丈の低い笹の中の道を進めば最高
峰との分岐点のあるCa1,070m峰で、そこから緩い起伏の先に二等三角点峰がある。

三角点峰。風を避けてここで昼食だ

最高峰から北方向。経塚山とその東に
歩いてきた稜線と避難小屋が見える

 最高点にではなく、ここに三角点が置かれた意味がなんとなく分かる。何といっても琵
琶湖が眺められるのだ。晴れていれば比良から奥美濃、北や中央のアルプス、養老、鈴鹿
と欲しいままだろうに。かえすがえすも残念だ。強くはないけれど風が吹き抜ける。それ
を避けて山頂より北側の格好の石灰石を見つけ座り込み、食事にした。

 コーヒーを飲みながら山頂に立てられていた説明板を読む。それによれば、山頂付近に
開山が役小角、開基が白山で有名な泰澄といわれる霊仙寺があったといい、修験のメッカ
だったという。経塚の名はその名残だという。ありそうな話だが、こんな吹きさらしの地
に建てるのは難しいであろうというのが、小生の偽らざる心境である。(笑)

 帰途は折角なので最高点峰にも寄って行く。こちらは丈の低い木が疎らにある。三角点
峰よりも東にあるので鈴鹿山系の好展望地だ。土地勘がないので良く分からぬが、それで
も一番堂々としているのは御池岳らしい。そしてここから南に延びる尾根が西南尾根。そ
の先の高みが南霊岳のようである。

 灰色の雲が切れて青空が広がりだした。陽が射して山肌をまだらに染める。その陽射し
にアマナが白い花を広げ始めたらしい。あちらでもこちらでも。沢山あるものだ。

 経塚山に戻って西へ降りてゆく。道はだらだらと笹原を下っていく。三角点峰の北の麓
を巻いていく感じである。その為、振り返れば、経塚山と三角点峰の稜線とが見えて、稜
線を歩く登山者が蟻みたいだ。

 やや登り返した先のドリーネの痕跡らしい窪地がお虎ヶ池。茶色の濁った水を湛えてい
たが、ゲコゲコ鳴き声がするのはヒキガエル達。丁度、交尾の季節を迎えているのであろ
う、一匹の背中に乗っている蛙もいる。こちらの姿を見ると慌てて水へ潜りこんだ。

ドリーネに水が溜まったお虎ヶ池

 『お猿岩』。どれがそれだか分からぬが、右に迂回路が出来ている。ガイドに急坂とあ
る部分を迂回するのであろう。汗ふき峠まで35分だそうだ。

 三角点峰の西の山腹とは大洞谷の源頭を挟んで、石灰岩のごつごつとした急傾斜を下る。
トラロープが設置されているが、露岩がステップになっていて歩きやすい。50mも下れ
ば山腹の水平道になり、ブナの林が現れる。その先がちょっとした広場。ベンチ代わりの
丸太が置かれた『見晴らし台』と名づけられたコバで、五合目の表示もある。ここから地
形図の729m標高点は2,3分。雑木林の雰囲気のいいルンルン道が続く。

汗ふき峠への快適な道。まだ芽出しが始まった
ばかり。うっすら萌黄色が分かるでしょうか

 植林帯へ降りて右にヘアピンカーブを曲ると、水音が聞こえ始める。大洞谷の流れが近
づいてきているようだ。そうして顕著な尾根に出る。この辺りまで来ると芽出しが終わり
若葉を展開している木々が多い。クロモジらしい黄色い花も見かけることが出来る。

 ズンズン下って行くと、水音に混じって人の話し声が切れ切れに聞こえてくる。そうし
て木々の間からカラフルな色が目に入る。小さな汗ふき峠である。

汗ふき峠にて
モデルは北九州から来られたというパーティ

 中年男女数人のパーティがコーヒーブレークの最中。なんと北九州から来られたという。
花の百名山巡りでもしているのか、御在所岳のアカヤシオを気にされている様子である。
暫く雑談の後、こちらはお先に下山することにする。

 峠からは作法通りに作られたジグザグ道で、深く洗掘された道は昔ながらの古道の雰囲
気がある。5分もかからずにカナヤの無人売店。コーラ150円。谷水に良く冷えていて、
それでいてまあまあ安いので一缶求める。が、竹筒に代金を入れて直後に気がついた。缶
の表面に水垢が一杯なのだ。そりゃそうだろう。この冬中、買い求める人はいなかっただ
ろうから。(笑) それでも構わず一気飲み。山歩きの後のコーラはとりわけ美味いのだ。

 カナヤの横には「今工山の家」が建つ。おりから小父さん3人が手入れの最中である。
聞けば、地主さんが鍵を持っていて、一般人も連絡すれば使えるそうである。

 道は細い流れの中に飛び石が置かれたもので代用だ。しばらくするとやっと地道になっ
た。(^^; そこに梁が折れ、無惨に潰れた民家が一軒。廃村榑ヶ畑である。他は建物の
名残とてない。家があった痕跡は井戸を囲んでいたらしい円筒形のコンクリに瓦の破片、
それに野面積みの石垣くらいである。10軒以上の家があったらしいが、こういう雪深い
山奥にどういう暮らしがあったのだろう。木地師の村だったのだろうか。薄暗い中から登
山口に出てくると、場にそぐわない登山者休憩所と駐車地、高台には今も手入れされてい
るらしい鎮守があった。

廃村榑ヶ畑の完全に崩れた民家

 さて、ここから養鱒場までは林道歩き。並んで立つ道標毎にその距離が異なっていて、
一つは3.4km、もう一つには3.9kmとある。因みに霊仙山頂までは4kmとなっている。
やっ?路上に体長20cm程の蛇。首に黄色い輪っか。ヤマカガシの幼蛇だ。蛇君には迷惑
だったろうが、暫く遊んでやった。(笑)

廃村榑ヶ畑の登山口。右が廃村への道

 この時期の林道歩きも飽きないもの。両脇にはシャガが盛期を迎えている。風に揺れる
ヤマブキの黄色い花も華やか。コバノミツバツツジも咲き乱れ、キケマンやヤマルリソウ
もアクセント。下り基調で歩も進む。左に宗谷川の水量が増え、渓谷の音が大きくなれば
養鱒場は近い。30年以上前に、彦根に下宿する友人宅に一泊して一度来たっけ。記憶は
はるか忘却の彼方なのだが...。

 バス停で時刻表を見る。するとタイミングばっちり。5分後にJR醒ヶ井駅行きのバス
が出る。と思う間に湖国バスがやってきた。乗客は小生含めて3名。3分で上丹生。17
0円であった。

 上丹生の集落は丹生川と宗谷川の合流点に発達した集落だ。昔のコンビニみたいなよろ
ずや商店が数軒ある。以前は日本全国の集落にこんな店があったなぁ。日用品もあれば、
パンも乾物の魚も売っている。ノスタルジックやなぁ。

 その内の一軒がバス停前にあって、それが登山道整備を行っているN商店。その前の橋
に今日の間違いの元凶である案内板があった。しげしげと眺める。でもまぁいいっかぁ。
このお蔭でくるっと周回出来たのだから。(笑)

 丹生川沿いに歩く。まことに綺麗な川である。堤防から降りていく階段が付けられてい
て、大きな黒い魚籠が沈めてあるのは鱒か鮎かアマゴでも入っているのだろうか。立派な
神社を川向こうに見て森へ入っていく。と、突然、ゴロゴロと雷鳴とともに大粒の雨。バ
スのフロントガラスに水滴が数滴ついていておかしいとは思っていたのがついに来たか。
山上で遭わなくて良かった。落雷にびくつくのは御免だものなぁ。(笑)

 浄水場にはバス停から10分位であった。フロントガラスに桜の花びらが夥しい。今し
もチラチラと舞っている。ワイパーで除くに忍びない。暫くピンクの花びらを付けて走ろ
うか。風薫る天上の別天地を徘徊し、鈴鹿の山の懐の深さを実感した一日。またお気に入
りの山が一つ。でも雪が嫌いだからなぁ。(^^; 

 帰途の醒ヶ井への道。あれだけ見えなかった伊吹山が皮肉にも姿を現していた。


■霊仙山を歩いた際に見られた花はこちら


【タイムチャート】
6:20自宅発
8:10〜8:20上丹生浄水場横(駐車地)
8:35〜8:37谷山谷登山口
8:45屏風岩
9:12一の谷
9:20二の谷
9:35〜9:40広畑(横道コース分岐)
9:55〜10:03漆ヶ滝
10:40井戸ヶ洞(横道コース合流)
11:00四丁横崖(柏原道)
11:15避難小屋
11:25〜11:32北霊仙山(経塚山)(1,040m)
11:41霊仙山最高峰分岐
11:45〜12:20霊仙山三角点峰(1,083.5m 二等三角点)
12:23霊仙山最高峰分岐
12:30〜12:36霊仙山最高峰(1,094m)
12:45霊仙山最高峰分岐
12:55〜12:58北霊仙山(経塚山)(1,040m)
13:10お虎ヶ池
13:33〜13:37見晴らし台(五合目)
13:40729m標高点
13:55〜14:00汗ふき峠
14:05〜14:10カナヤ(無人売店)
14:20廃村榑ヶ畑登山口
15:00醒ヶ井養鱒場
15:07〜15:10バス
15:22上丹生浄水場横(駐車地)


霊仙山のデータ
【所在地】滋賀県多賀町
【標高】1094m(二等三角点 1083.5m)
【備考】 鈴鹿山脈の最北端に位置する石灰岩質の花の山です。山
容が大きく、山頂付近はカルスト台地のクマザサ原でカ
レンフェルト、ドリーネが点在します。山頂は360度
の大展望で、琵琶湖、鈴鹿、伊吹、比良が一望で、視界
が良ければ、白山やアルプスが望めます。登山路は上丹
生、今畑、柏原などからありますが、距離があり、また
積雪時やガス発生時は難度が上がる山です。
■近畿百名山■関西百名山
【参考】
2.5万図『霊仙山』、『彦根東部』



■霊仙山GPS軌跡 (罫線は10秒=約300m 国土地理院2.5万地形図閲覧サービス、フリーソフト『カシミール』を
           利用しました) 先頭へ


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