みつえ温泉「姫石の湯」

平成18年10月14日(土)
天候: 晴れ
同行: 呉春さん、たらちゃん
みつえ温泉「姫石(ひめし)の湯」全景



拝啓

 本当に久方ぶりにお便りします。今日は久方ぶりに室生方面の山。前々から気になって
いた古光山にやってきました。距離的に短いので、時間があれば亀山方面にも足を伸ばす
かなとも考えておりましたが、なんのなんの。強烈なアップダウンに時間をとられ、長尾
峠に降りてきたのが1時過ぎ。亀山方面に行けぬこともなかったのですが、汗を流しに行
くのもおつなものってな具合で、みつえ温泉姫石の湯に行ってみることにしました。

 農免道路からR386に出て、東へ10kmほど走ります。T字路があってその角に御杖
村の道の駅。その敷地の中に姫石の湯があります。何度もその前は通過するのものの、つ
いぞ寄ったことが無かった施設です。地元産品の売店もありますが、入浴後に覗くことに
します。

 入浴料は平均的な600円(H18/10現在)。チケットを自販機で買って、受付に渡しま
す。靴箱のキーを取られることもなく、ロッカーのキーを渡されるでもなく、銭湯形式で
脱衣場へ。一般的に市営プールなんかに良くある100円バック式のロッカーが並んでいます。
そういえば、さっき受付のおじさんが、100円玉を準備してねと注意してたなぁ。

 なかなか広いです。「三峰」「大洞」と名づけられた湯は男女で日替わりらしいですが、
今日は男性は岩風呂の方でした。

 サウナや屋内風呂、水風呂と一応揃っていますが、何はともあれ屋外風呂へ行きましょ
う。広い敷地に4畳半くらいの露天風呂。それに壺湯が二つ。空いていましたので、まず
は壺湯にドップリと。いい湯加減。その後、露天風呂へ。

 湯は無色透明サラッとしています。アルカリ単純泉とパンフにありましたが、アルカリ
度も弱く、たんぱく質が溶けるヌルッとした感触はほとんどありません。でもここもいい
湯加減。青空を見上げていると、ジモティーらしきおじさんが声をかけてきます。
「今日はどこから来たんかな?」
一目で旅行者って分かるんでしょうかねぇ。まあ、日頃、見かけぬ奴が風呂に入ってるん
だもんなあ。昔はこういうのでお尋ね者はお縄になったのかいな。(^^;

 洗い場も数が多く好ましいものです。シャンプー、リンス、ボディーソープは備え付け
です。惜しむらくは源泉懸け流しの風呂がないこと。泉温が割りにあるので、少々冷たく
ともそのまま使った浴槽が有っても良いのですがね。惜しいなあ。今後に期待しましょう。

 屋内には食堂と、売店があります。座敷で生ビールを注文しているおねえさん。おもわ
ず喉が鳴りますが、ここは我慢我慢。持参の茶にしておきましょう。(^^; 焼きアマゴ寿
司もありましたが、出費は最小限に。ははは。

 外の地元産品売り場では、お化けかぼちゃの目方当てをやってました。昔、一度挑戦し
て、テレフォンカード貰いましたっけ。何処でだっけかなあ。あら、野草も売ってます。
ダイモンジソウが綺麗でしたが、この頃、東洋ラン以外は手を出さずですのでこれもパス。
結局何〜も買わんかったです。はい。(地元の皆さんごめんなさい)

 駐車場に出ると、アラ、大洞山が目の前なのですね。そういえば今年の3月、ユキワリ
イチゲかなんぞを見物にやってきましたなぁ。それ以来ですか。爽やかな風が吹いていま
す。Tシャツ一枚で帰途に着きます。

混んでもいず、フラット寄って汗を流すにはいい温泉でした。それではまた。

敬具 

露天風呂(岩風呂)と壷湯(右の台の上)


 みつえ温泉「姫石の湯」のデータ
【所在地】奈良県宇陀郡御杖村
【泉質】アルカリ性単純泉
【温度】35.7℃
【効能】神経痛、筋肉痛、関節痛、慢性消化器病、痔疾など
【備考】 女性の神、姫石明神から名づけられた温泉で、2004
年に道の駅「伊勢本街道御杖」の中にオープンしました。
広々とした感じで、レストランや地元産品を売る店も併
設されており、ドライブがてらに立ち寄るのもいいでし
ょう。火曜定休。
TEL 0745−95−2641



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