マキノ高原温泉「さらさ」

平成16年 4月30日(土)
天候: 晴れ
同行: 単独
マキノ高原温泉「さらさ」全景



前略

 一ヶ月ぶりに筆を執ります。今日は暑かったらしいですね。なんでも大阪では、4月と
しては観測史上初めて真夏日を記録したとか?地震や津波に大事故。おかしな世の中にな
ったものです。

 それはさておき、今回紹介するのは滋賀県の北部、高島市マキノ町にある「さらさ」で
す。実はマキノスキー場の奥に赤坂山という、その筋(といっても危ない意味じゃないで
すよ)では有名な山がありまして、その登山がてら寄ってきたわけです。

 今年一番の暑さだったというのに、山にタオルを忘れましてね。まあ、山頂へ出ると涼
風がありまして、滝の様な汗というわけではありませんでしたが、降りてくると顔は塩、
塩、塩。塩辛い。で、すぐに風呂に入れたというのはラッキーでした。

 下山後、車に道具を置いて、タオル片手に「さらさ」へ。直ぐ隣のオートキャンプの利
用客、登山者、近隣のジモティーらしい人達が次々に玄関を入っていきます。私もそれに
続きます。入湯料は600円。自販機で買って受付で下足箱の鍵とともに渡すと、ロッカ
ーキーがもらえる仕組みです。

 浴室は「満点星」(どうだん)、「風鈴」の二つがあって、日によって男女入れ替わる
そうです。私が入ったのはどっちだったかなぁ?「風鈴」だったかな?ははは。

 ジェットバス、ぬる湯、大浴槽、ガラス戸の向こうに露天風呂と一応そろっていますが、
浴場はあまり広くありません。その中でも些か幻滅は露天風呂。実はこの近くに白谷温泉
というのがあるのですが、露天風呂が無いというのでこちらに来たのですが、3人も入れ
ば一杯。しかも建物とコンクリートの塀の内側の間に付属させたという感じで、頭の上に
は建物の庇。露天風呂の売りである開放感が全くといってありません。湯はさらっとした
普通の湯で、これも特徴なし。但し、湯加減は良く、洗い場もそこそこあって、待ちが出
るほどではなかったですが、スキーシーズンなどは大変かもしれませんね。まぁ、そんな
わけで、あまり長居もせずに上がりました。

 さて、全体的な感想です。建物は新しくて、管理もしっかりしていて好感が持てました
が、まあ一言で言って、リゾートにある銭湯ってところでしょうか。登山やスポーツした
後に一っ風呂浴びるには最適でしょう。そういう意味で、料金はちと高めじゃないでしょ
うか。「えっ?なかなか辛口じゃないかって?」
はい、正直な感想書こうと思いましてね。ってそんな偉そうなことがいえる人間でもない
ですが...。それではまたお手紙しましょう。

草々

 マキノ高原温泉「さらさ」のデータ
【所在地】滋賀県高島市マキノ町牧野931−3
【泉質】アルカリ性単純温泉
【温度】31.3℃
【効能】神経痛、筋肉痛、慢性消化器病など
【備考】 マキノスキー場で有名なマキノ高原に、平成14年4月
にオープンした新しい温泉です。背後の赤坂山に咲くサ
ラサドウダンツツジから命名されました。通常の入浴施
設の他、水着着用のバーデゾーンが併設されています。
施設内には売店、レストラン、休憩室なども完備してい
ます。
TEL 0740−27−8126



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