恒例、土筆採り
平成16年 4月 3日(土)
天候: 晴れのち曇り、小雨
にょっきり顔を出した土筆



 毎年、恒例の土筆採り。とはいうものの昨年、一昨年とあれやこれやでご無沙汰だった
から、今年は3年ぶり。カミさんが頻りに土筆、土筆って云うので、いつもの所へ出かけ
ることにしました。過去に出かけた日を調べると、大体、この時期なのですが、さて、今
年もうまくタイミングが合いますかどうか。こればっかりは行ってみないと分かりません。

 能勢へ向かう道沿いのソメイヨシノはほぼ満開。一庫ダム付近の山々に点々と咲く山桜
も満開で、そこだけ白い霞がたなびく様です。それにタムシバも盛りを迎えてポッ、ポッ
と薄いクリーム色の花を広げ、雑木の枝先も赤みを帯びて、誠にいい季節です。

 家からほぼ1時間半足らず。目的地に着きました。広くなった路肩に車を止めて目当て
のものがあるかどうか、まず確かめることにします。緊張の一瞬です。パッと見では分か
らず、少し目を凝らさなければなりません。
「んっ?ちょっと早いかな...。」
期待が少し落胆に変わりかけた時です。草むらの蔭ににょっきりと数本の若い土筆が。
「おおっ」
例年通り、今年も出ていたことに安堵しました。一つ見つかれば次から次に見つかるもの
でタイミングもドンピシャだったようです。それからはカミさんと二人で1時間程の間に
1キロ近くの収穫がありました。こりゃあ、今晩のハカマ取りが大変だぁ。でも少し気に
なるのは、例年より鹿の糞が少なかったことでした。

 予報どおり、空は雲に覆われて、細かい雨が降り出してきました。風も出てきたようで
す。収穫も沢山あったことだし、そろそろ引き上げます。近くの棚田には、早くも水が張
られて、田植えの準備が進んでいました。

 帰りは国道沿いのチャイやハーブティーを飲ませる喫茶店で一休み。帰宅すると早や6
時でありました。

 さて、夜なべ仕事は指先を真っ黒にしてハカマ取り。これが面倒くさい。それでも酒の
肴にと思うと捗るから不思議です。沢山あるので、実家や近所にお裾分けです。

 やっぱり、この土筆かフキノトウを食さないと春が来たことを実感できません。翌日の
夜、卵とじ、お浸しにして、健康に良いという黒糖焼酎のお湯割り片手につまみました。
でも今時の子はこんなものは食べないでしょうね。小生は親父の影響で小学生の時から好
きでしたが...。一寸、ほろ苦く、大人の味ですわね。というわけで、チビリチビリや
っている間に、いつの間にやらなくなってしまいました。(笑)

 あれから3日経ちましたが、未だに指先が少し黒いです。そして間もなく今度はワラビ
の季節がやってきます。最後にレシピを紹介します。

醤油炒め
卵とじ
レシピ:

1)醤油炒め
 @土筆の袴を取る
 A何度も水を替えて土筆を洗う
 B沸騰したお湯にさっと入れ、アクを取る
  (胞子で湯が緑色になる)
 C水気を切り、土筆をフライパンでから煎りし、
  炒める。そこに醤油、味の素を適量入れて出来上
  がり。

2)卵とじ
 @上記の@、Aに同じ。
 Aみりん、醤油、お酒を好みで土筆に味付けし、
  煮込む。
 B溶き卵をかけ、半熟くらいになれば出来上がり。




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