つかしん天然温泉「湯の華廊」
平成16年11月28日(日)
天候: 晴れ
同行: かみさん
つかしん天然温泉「湯の華廊」全景



前略

 お元気でしょうか。ようやく紅葉たけなわの便りがあちこちから聞こえだしました。何
か年々遅くなるような気がしますね。地球、大丈夫なんでしょうか?って、心配しても仕
様がないのかもしれませんがねえ。

 ところで、尼崎のつかしんにスーパー銭湯が出来たと聞いて、2,3か月経った頃に、
一度試しに行ってみようということで、かみさんと出掛けて数ヶ月。どこか近場の温泉へ
行きたいというものですから、先日、また行ってきました。ここはまだ報告していなかっ
たようなのでこれを書いています。

 西友系のつかしんが左前になった後、用地の再利用を模索していた地主のグンゼがボー
リングしたら、湯量豊富な温泉を掘り当て、開業したという「湯の華廊」。

 オープン当時はイモの子状態でしたが、流石に少し落ち着いたようです。専用駐車場に
も空きがあって、スムーズに入れました。でもつかしんの駐車場は広大でややこしく、間
違うととんでもない所へ誘導されてしまうので念の為。(笑)

 黒を基調とした建物へ向かう通路には足湯の設備があって、壮年に混じって若い連中も
湯に足を浸しています。その前を通って玄関。受付横の自販機で入浴券を買うのは何処と
もよく似た形ですが、ややこしいのはここから。入浴券と靴箱の鍵を受付に渡すと、カー
ドをくれます。このカードを脱衣箱に差し込むことによって、脱衣箱の鍵を掛けることが
出来るようになる仕組み。帰りはこのカードを受け付けへ返すのですが、取り忘れたりし
て初めての客や高齢者には分かりづらいシステムでしょう。

 さて、それはさておき渡り廊下を通って浴場へ向かいます。浴室内には大浴槽の他に、
サウナ、ジャグジーなどスーパー銭湯にあるものは一通り揃っています。小生の場合は、
こういう施設には目もくれず、まずは露天風呂です。(笑)

 露天風呂は結構、広いです。白湯、これはイオン分を抜いた軟水を用いたもの。それに
有馬と同じ赤茶の源泉。それぞれ露天風呂と壺というか甕の湯があります。この地下10
00mから湧き出た赤茶の湯は掛け流しということで、薄めて使っているのでしょうが、
それでも非常に塩辛くて鉄の味がしました。尚、この赤茶色の湯は湯船の底が全く見えま
せんので、足元注意です。

 体と頭を洗って再び露天風呂です。青空の下、陽が燦燦と射す中で風呂に入るというの
は、ほんと、贅沢な気分になりますね。今日は寝ていてもそれほど寒くありませんから、
板の間でトドかマグロ状態の小父さんも沢山います。その横を通って、壺湯、白湯とハシ
ゴして上がりました。

 前回は食堂でうどんを食しましたが、今日は畳の休憩室で暫し童心に帰ってソフトクリ
ームをペロリン。小腹も落ち着いたところで湯を後にしました。

 洗い場も広く、建物が新しいので清潔、従業員教育も行き届いており、湯も良く、まず
は及第点のスーパー銭湯ではないでしょうか。
それではまた...。
草々

 つかしん天然温泉「湯の華廊」のデータ
【所在地】兵庫県尼崎市塚口本町4丁目8−12
【泉質】ナトリウム塩化物泉
【温度】47.4℃
【効能】神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩など
【備考】 集合型のショッピングセンターのはしりであった「つかし
ん」の中核施設の西友が撤退した後、再開発の目玉として
建設された施設です。地下1001mから湧き出た湯は、
有馬と同じナトリウム塩化物泉で、濃い赤茶色をしていま
す。尚、施設内には食堂、休憩施設、整髪施設も揃ってい
ます。
TEL 06−6423−4426



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