鳥飼の里温泉
平成16年 1月18日(日)
天候: 晴れ
同行: カミさん
鳥飼の里温泉全景。左の茶色の建物は駐車場です



 前略

 太平洋岸を低気圧が駆け抜けて、近畿の中部や南部でも雪が降るというので、少し楽し
みにしていたのですが、和歌山県の南部でも積雪があったというのに、ここ豊中では午前
9時頃、霙っぽい雪が降った程度で、屋根瓦がうっすらと白くなったくらいでお仕舞い。
なんだか肩透かしを喰ったみたいです。子供も雪だるま作るって意気込んでいたのですが
ね。

 ところが一夜明けた今日はうって変わって風もなく、抜ける様な快晴の小春日和。こん
な上天気、想像だにしていなかったので、どこへ行くという当てもなく、どうしようかと
うだうだしていると、機先を制するが如く「温泉行こう」のカミさんの声。かくして、こ
の日の小生の行動計画は、自己の意思とは無関係に不可抗力で確定したのでありました。
(笑)

 でも温泉にしても、こちらも何処へ行くという目当てがあるわけでなし。そこで何時や
らCMで耳にしたうろ覚えの名前をインターネットでアクセスしてみます。すると『鳥飼
の里』という文言でヒットしたではありませんか。なんとこれがこの前に訪れた『摂津の
湯』の近くなんですねぇ。というわけで、三女は今日は留守番するというので、昼下がり、
カミさんと出かけたわけであります。

 途中で昼飯にラーメンを啜って『鳥飼の里』へ向かいます。『摂津の湯』のあるのが摂
津市一津屋。『鳥飼の里』はそこから3qほど東へ寄った柱本にあります。R1からだと、
淀川新橋で北上した辺りです。スーパー銭湯形式ですから、建物はあんまり温泉という感
じがせず、『ゆ』と赤い文字が目印です。

 駐車場は屋外と屋内あわせて150台はあるそうです。屋内2Fに車を止めた私達は、
エレベータで1Fへ降ります。降りた先がロビーで去年7月にオープンしたという建物は
まだ新しい感じです。受付横の自販機でまずは入浴券を購入。内湯だけなら370円です
が、ロイヤルパスというのがあって、露天風呂へはこれを購入しないと行けません。(平
日は550円ですが土日は650円 いずれもH16/1現在)豊中の太陽温泉と同じ手法で
すね。勿論、パス付きをはずみます。

 まあまあの混み具合。洗い場のカランも沢山あってあまり待つこともないみたい。水風
呂、ジェットバス、ミストサウナとスーパー銭湯でお馴染の各種風呂の中で変わっている
のが冷凍サウナ。小生、サウナはあんまり好きでないので遠慮しましたが、マイナス10℃
の冷たさだとか。熱いサウナと交互に入ると新陳代謝を増進するのですと。

 さて、露天風呂へはガラス扉に脱衣箱の鍵に付属していたプラスチックの板みたいな物
をセットして開けます。最初、このプラスチック何だろうって思っていたのですがね。

 なかなか広い露天風呂です。青石で囲った岩風呂、歩行湯、それから姉妹湯で東大阪に
ある『箕輪の湯』の源泉から運搬してきた湯を使った風呂、そしてここの源泉を使ったつ
ぼ湯。これは33.3℃で、入ると少々冷たいです。湯はいずれも透明ですが全体的にやや黄
色っぽく、つぼ湯は微かに硫黄臭がしました。pHは8.0ですからややアルカリ性。湯に
浸かるとややすべすべっとする感じでしょうか。但し、飲用には許可されていませんので
飲めません。なお、毎分630Lの湧出量でかけ流しとパンフレットにありました。

 風呂上り。以前はビールでしたが、取締りも厳しい折から、ノンアルコールビールを買
い求めました。ちょうど飲み終わった頃、カミさんが出てきました。

ところで風呂上りの女性はなかなか色っぽいのですよね。襟足の後れ毛何ぞ見るとドキッ
としたりなんかして....。
「えっ?カミさんも色っぽかったでしょうって?」
「うーん」
ノーコメントと致しておきましょうか。(笑)

草々
■シャンプー、リンス完備ですが、タオルは持参下さい。

 鳥飼の里温泉のデータ
【所在地】大阪府摂津市鳥飼上3−19−23
【泉質】弱アルカリ単純泉
【温度】33.3℃
【効能】神経痛、筋肉痛、五十肩、慢性消化器病、痔疾など
【備考】 摂津市にあるスーパー銭湯ですが、地下980mを掘削
した天然温泉が売りです。以前に紹介した『摂津の湯』
の東3q、淀川新橋の北側にあります。姉妹店として東
大阪の『箕輪の里温泉』があります。
TEL 0120−112657



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