未年の締めは箕面日溜まりオフ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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大宮寺池付近のクヌギの黄葉 |
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今日は恒例、ML『低山徘徊派』の街オフの日。その前に締めの徘徊オフをということ で”北摂支部”のアクティベイター、水谷さんの提唱で箕面の低山ゆったりオフが開催さ れることに。とはいうものの、万歩計をお持ちのメンバによれば、3万歩はゆうに越えて いたとか。恐るべし!低山徘徊派の面々。(笑) 北急千里中央駅南のローソン前。三々五々集まってきたメンバは、9時過ぎにバス乗り 場へ。白島バス停迄の予定だったが、一つ手前の萱島中央行きのバスに乗る。近頃オープ ンしたカルフールへ行くに便利なバス停だ。 いつもは車で走る道も歩く目線で眺めると又違った趣がある。西北西に見える六甲山塊 も少し異なった感じである。そうこうする内に白島のT字路。左に折れて萱野北小学校の バス停に到着。ここで白島のバス停からやってきた呉春さんと合流、全員集合となって、 白島西で府道を横切って山側へ歩いていく。豊能自然歩道の道標がある。西側は『ルミナ ス箕面の森』というマンション街だが、今歩いているその東側は、小さな寺を中心に、ま だ旧来の集落の面影が色濃く残っている。鍋田川と呼ばれる幅2,3mの流れを挟んで、 大宮寺池、普請池、取池と溜め池が並ぶ。南側の景観が広がって阪神市街が眺められるよ うになる。この辺りは大峰修験のカリスマ、理源大師由来の大宮寺があった所という。昔 々、箕面一帯が修験の山で、役行者の昇天したのも箕面といわれていることから、満更の 話でもなさそう。その中心が医王岩。遠くから見れば仏が立っている姿に見える。因みに 池の下にあった寺は医王山薬師寺。
大きい。直径数mはありそうだ。 『二十二曲がり』と呼ばれる辺りから、漸く山道となる。深く洗掘された道は古くから の道であることを現している。かなりの傾斜を『いろは坂』よろしく稲妻形に登って才ヶ 原尾根に上がる。この付近は台地状で作業道も錯綜していてややこしい。赤プラ杭にそっ て進めば『三つ石』と呼ばれる三差路に出て、北に進む。ここは去年歩いた所だ。更に進 めば静かに青い水を湛える才ヶ原池に出る。
に向かって右に折れる。所々に丁石が立つ。勝尾寺の旧参道の一つであったらしい。 林道を何度か横断しながらビジターセンター。その奧の政の茶屋園地の日溜まりで昼食 とする。 全員くつろいで湯を沸かしたり、おにぎりを頬張っている時である。一頭の猿が音もな く現れた。若い雄ザルのようで、顔にむこう傷があるところを見ると主導権争いに敗れた 猿だろうか。慌てて大福餅や弁当をザックに終う。ところが隣にいた小父さんのポリ袋が あっという間に奪われてしまった。水谷さんが追いかけると、袋は放り出したけれど、し っかりとおにぎりだけは掴んで持っていった。 昼食後の、政の茶屋園地から天上ヶ岳を経て、五月山へのドライブウェイへは何度も記 述した通り。ドライブウェイを西へ暫く歩くと永楽墓地がある。ここには東屋があって、 西から北方向が開けており、北摂の主だった山々が一望なので一見の価値がある。高代寺 山、妙見山、剣尾山、横尾山、大野山、大船山、羽束山、千丈寺山等々。山座同定に暫し 忙しい一行であった。
る。最初の分岐は右へ、六個山分岐は左。やがて小さな沢が現れて、それは次第に深い渓 流となる。約1時間の道のりで左に一軒家を見ると、落合橋はすぐ。箕面大滝への滝道と 合流である。 落合橋から姫岩に出る。箕面川の左岸を下り、料理旅館の軒先を掠めて、竜安寺や昆虫 館を見ながら坂を上がれば西江寺の境内。門前の狭い道を下り、用水の流れを分流する旧 跡に出て右に曲がればゴールの箕面駅。皆さん、ご苦労様でした。 この後、16時過ぎの電車に乗って最終目的の忘年会会場へ。ペンギンさんやさとゆき さん、まむさん等と合流してそれぞれの山行を振り返りながら酒を酌み交わし楽しい時間 を過ごし、一年の締めくくりとした。 今年一年も無事に山歩きが出来ました。来年も安全山行を祈念して、皆さんも良いお年を。
■同行 呉春さん、幸さん親子、dameちゃん、二輪草さん夫妻、水谷さん、
宮本さん、もぐもぐさん(五十音順)
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