高槻樫田温泉
                          平成14年11月17日(日)
                          天候: 晴れ
                          同行: カミさん、三女朋加



 今年は秋を通り越して一気に冬へと季節が移ろうかと思いきや、やや揺り戻しがあった
ようで。慌てて赤く色づいた木々の葉も、このまま散って良いのやら迷っているんではな
いでしょうか。(笑)

 この週末は久方ぶりの小春日和で、一寸かみさんを誘って、高槻の樫田温泉を紅葉狩り
も兼ねて訪ねてきました。

 樫田地区は元々京都府だったそうですが、住民の運動で大阪府に編入されたのだそうで
す。地図をみれば京都府へ突出しているのが分かりますね。かつては寒天作りなども盛ん
だったそうです。それにしても高槻の繁華街から30分足らずで、全くの山里風景です。

 樫田へ向かう府道の両側の山肌は、赤や黄に色づいたカエデ等の雑木でなかなかの風情
でした。川べりの駐車場に車を置いて、川を渡ると木工センターで、そこから川沿いに遊
歩道があります。カエデが植えてあり、丁度タイミングよく赤く色づいていました。

 5分ほど歩くと、樫田温泉の建物です。喫茶店、売店、しいたけもぎ取り、アスレチッ
ク等の設備があります。小さな池には鯉が泳いでいて三女と遊んでくれました。

 樫田温泉は受付等は以前のままですが、少し変わった感じです。確か前に来た時は二階
へ上がったような。今日はそのまま廊下を伝って行きます。すると男湯「またたびの湯」
女湯「うの花の湯」と銘打った暖簾がかかっています。早速、浴場に向かいます。

 えらく新しい感じです。前はちょっと施設が古い感じでしたが、今は花崗岩の岩風呂に
なっています。浴室の真中に古代の修羅のような長い石組から湯が湧いていて、奥の湯船
に流れます。その横のガラス扉からは半露天風呂に出られるようになっていて、やや白濁
した湯があふれていますした。

ほど良い湯加減です。露天風呂の向こうは杉桧の植林の山。風に吹かれてさわさわと緑の
梢が揺れています。湯に火照った体で山の冷気に触れると気持ちがいいですね。何度かこ
れを繰り返して上がりました。

 二階におやつコーナーも兼ねたような休憩室がありますが、先客のタバコの煙が煙たく
早々に引き返しました。そんなに広い部屋でもないのですから禁煙にして欲しいですね。
仕様が無いので、温泉の隣の喫茶店で寛ぐことにしました。そういえば、前もここに来ま
したねぇ。石楠花の頃だったなぁ。

 というわけで、リニューアルされた樫田温泉の落し文です。綺麗になったといっても、
大人800円はちと高い気がしますね。尚、シャンプー、リンスは完備です。
それではまた。

高槻樫田温泉(平成10年4月26日)の落とし文を読む


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