鹿之子温泉からとの湯

平成13年 7月29日(日)
天候:晴れ
同行:かみさん、三女朋加
玄関前で布袋さんに乗ってVサインの三女朋加



前略

 暑い時は、汗を流してさっぱりと。又々「いで湯の落とし文」でご機嫌を伺います。今
回は神戸市北区の『からとの湯』からです。

 日帰り温泉。今日は何処へ行こうかとインターネットで検索していて見つけたのがここ
です。何でも三田市近くに以前からあった一件宿の鹿之子温泉の姉妹店とのことで、今年
の3月に開業と新しい温泉です。豊中から割と近いし、露天風呂もあって良さげというわ
けで、カミさん誘って決めました。

 神戸市北区と書けば何やら馴染みが無いですが、要するに裏六甲、有馬の西です。宝塚
を抜けてR176を武庫川沿いに行けば、生瀬から有馬へ抜ける県道宝塚唐櫃線が分岐し
ます。有馬の温泉街を抜けて神戸電鉄有馬線沿いに降っていくと唐櫃台の駅。そこからす
ぐの県道沿いに、目指す建物はありました。あんまり温泉風の建物ではありませんから、
看板が無ければ、見過ごしてしまいますねぇ5、60台は止められる駐車場があります。
日曜とあって結構混んでいましたが、駐車待ちってことはありませんでした。

 入口に大きな布袋さんの石像があって、赤い暖簾を潜って中に入ると明るいロビーです。
奥は軽食堂になっています。テレビの横には、定番のマッサージ機も置いてありました。
帰りにくつろぐことにして、自販機で入浴券を買います。大人600円(H13/7現在)で
した。

 「延命の湯」と「寿々の湯」があって、1週間毎に男女入れ替わる様です。今日の男風
呂は「延命の湯」でした。

 浴場は結構広いです。入口右手にサウナ、洗い場。左手に水風呂、他にジェットバスや
や通常の浴槽が並んでいます。更に広いのは、露天風呂のスペース。前栽があって、5、
6人分の洗い場迄あります。寝転ぶ人用なのか木製の簀の子や床几も設置してあり、そこ
に日が当たって開放的でいいですね。

 湯舟は阿波の青石でしょうか、緑色した石で囲ってあり、その中の湯は北摂に多い黄色
みを帯びたやや不透明な湯です。有馬に近いせいか黄色みがやや強いようでした。打たせ
湯が一つ付属していました。広さですか?そうですねぇ。凡そ10人はゆったり入れるで
しょうかね。

 一寸残念なのは、陽射しを遮る東屋。木製にして欲しかったですね。折角、北側の山か
ら蝉時雨が聞こえてくるのに、柱が金属ポール、屋根がFRPっていうのは少々風情がね
ぇ。(^^);

 風呂上がりは、軽食堂で、かねて目を付けていた生ビールセット。生ビール400cc
と枝豆1皿で500円はまぁ安いんでねぇか?フランクフルトも200円です。饂飩なん
かもあって、小腹が空いた時にちょうどいいですね。

 さて、テーブルに着こうとした時です。かみさんが居ないと思ったら受付で何事か話し
ております。何事かと戻って来たところで尋ねると、ジェットバスがいたく気に入ったと
かで、かみさん、サービスカードなるものを作ってもらっておったとのことでした。なん
でも15回の押印で1回無料だそうです。ということは小生はこれからもちょくちょくア
ッシーですか? (^^;; 仕様がないですなあ。

 一息ついて、建物を後にします。

 しかし風呂上がりは心地よいですなぁ。そこへ涼風が吹き抜けます。やはり緑が多い所
為でしょうねぇ。都会地とは風の温度が違うようです。

 有野川沿いに神鉄の電車が走っていきます。おっ?そうそう、今日は参院選挙の日です
ね。忘れていました。戻らねば行けませんね。(^^)ゝ

 投票を済ませて投票所となっている小学校の校庭に立つと、赤みを帯びた西日が目に入
りました。これからも世の中、この西日の様なんでしょうか?景気が適当に回復すればい
いのですがねぇ。そんなことを考えながら、自宅へ戻ったことでした。

 それではお後が宜しいようで。

                                     草々

註)シャンプー、リンスは完備ですがタオルは持参下さい。(貸しタオルあり)

 からとの湯のデータ
【所在地】 神戸市北区唐有野町からと1296−1
【泉質】  単純弱アルカリ放射能泉
【温度】  不明
【効能】  神経痛、筋肉痛、リウマチ、冷え症等
【備考】  裏六甲、有馬の西に新しくオープンした温泉で、三田
      市の鹿之子温泉の姉妹温泉です。
      交通機関は神戸電鉄唐櫃台駅下車すぐ、車では県道有
      馬唐櫃線有馬口交差点の西すぐです。
      TEL 078(982)2639


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