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平成１３年１２月 ８日（土） 天候： 曇り時々晴れ |
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葛城山頂で記念撮影(中央に筆者) 写真提供:ペンギンさん |
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年を追う毎に盛り上がりを見せる低山徘徊派のＭＬ。今年は１月の干支オフに始まって、 数えきれない程のオフが、関西のみならず関東、東海でも開催されました。そんな中、９ 月の金剛山オフでヒョイと話題となったお泊まりオフが、ペンギンさん、のりかさん、フ ェアレディさんのご尽力でついに実現の運びに。場所は大和葛城山。山頂の葛城高原ロッ ジで１泊。名物鴨鍋をつつきながら、無礼講でワイワイ盛り上がろうという趣向でありま す。これは何をおいても参加せずばなるまいと、即参加表明。当日はやや早めに集合地点 であるロープウェイの登山口駅前に馳せ参じたのでありました。(^^;) まずまずの天気。１１時に家を出て、阪神高速からＲ３０７を南下し、後は道なり。集 合時間の３０分ほど前に着いたのですが、集合地点のロープウェイの駅前広場では久闊を 叙す皆さんで、早くも話に花が咲いております。小生、昼飯は未だなもんですから、ちと 失礼して奥のベンチで三色お握りをぱくつき一息入れました。 そうする内にも、三々五々、予定の皆さんが集まってきて、総勢１９名の大デレゲーシ ョンの出来上がり。 初見参の方もおられるので、ペンギンさんの音頭で恒例の自己紹介。でもこれだけの人 数となると、頭に「す」の入った小生の頭では覚え切れません。（でも宴会終わった頃に は何となく分かってくるから不思議） さて、幹事ののりかさんとフェアさんは準備の為にロープウェイで、残ったメンバは、 ペンギンさんの先導でポピュラーなジョウモンノ谷コースで大和葛城山の頂上目指して登 山開始。 小生にとっては２年ぶり。不動寺の横から、左にロープウェイと砂防堰堤を見ながら登 って行きます。冬枯れの道、ほとんどの野草は枯れています。へクソカズラの茶色い実。 山芋を掘った跡があちらこちらにあります。人間の仕業かそれとも猪の仕業でしょうか？ 櫛羅の滝や不動の滝で休憩しながら、ゆっくりと登っていきます。下山のハイカーには この多人数は一寸迷惑だったことでしょう。手入れが行き届き、鬱蒼と茂る人工林の中を 稲妻形に高度を上げ、浅くなった沢を何度か渡り返すと、何時しか周囲はササの茂る雑木 林に変わります。 ベンチのある開通講の記念碑の前の広場で小休止。リンゴ等の差し入れを受けます。こ ういう時は女性がおられると助かります。何か差し入れが期待出来て．．。（笑） そこここで話の花が咲いていますが、話題はやっぱり今流行のウイルス。自分の落ち度で ＭＬの皆さん全部に迷惑をかけかねない問題、それぞれの自衛策に皆さん、耳を傾けてお られます。 やはり山頂近くになると気温はかなり低くなってきます。静止しているとやはり寒い。 水源地の小屋を左に見て、クマザサの茂る坂道を登れば、間もなくロープウェイの山上駅。 神社横に大きなブナがあって葉の落ちた梢にヤドリキのみがくすんだ緑色でした。 ここからは平地と変わらぬ舗装された広い水平道。遊歩道やダイトレへの道を分け、１ ０分ほどで売店の前に右に曲がる道があって、草原状の斜面を辿れば二等三角点のある大 和葛城山の山頂です。 この大和葛城山。大和と名乗るからには奈良の山と思いきや、山頂は大阪府でしかも大 阪府の最高峰なのです。ちょうど金剛山の逆なのが面白いですね。展望は３６０度。天候 が今一で視界が余り伸びませんでしたが、まず何といっても金剛山が大きいです。西に視 線を移すと和泉山脈が重畳と起伏を重ねます。明日歩く予定の三国山や岩湧山も覗いてい ます。大阪平野ではＰＬの塔がやはり目立ちました。それにＯＢＰが思いの外近くに見え ているのには驚きました。東に目を移せば奈良盆地には大和三山がポッカリ浮かんでいま す。初瀬方面の山や龍門山塊。南東には大峰前衛が霞んでいました。 流石、山頂は吹き曝し。風が強くて汗ばんだ体が冷えてきて寒いので、記念撮影のあと は早々に宿泊先のロッジへ向かいました。 一同、一旦大広間に集合して部屋割りです。割り当てられた部屋は木造のロッジ風。ガ ラス戸の向こうには金剛山が広がっています。１６時半の集合時間迄にはまだ間があり、 麓の駐車場の領収書があればコーヒーのサービスありと教えられていたので、とりあえず 荷物を部屋に置き、一階の喫茶で横浜から遠路はるばるのテラさんとコーヒーブレイク。 その後、一っ風呂です。浴室はそこそこの広さで６，７人は入れるでしょう。それも２４ 時間風呂というのが良いです。でも何処から水を引いてくるのでしょうか？さっきの水源 でしょうか？考えると夜も寝られません。（笑） 集合時間になりました。ペンギンさんの四姑娘山の花トレッキング、藤田さんのマレー シア、キナバル山登山、それぞれのスライドとお話がありました。居ながらにしてバーチ ャル登山が出来たのですが、スライドは少しく目には毒でした。（笑） 会社のイヤな会議は遅々として時計は進まないのに、こんな時間はアッという間に過ぎ るから不思議です。６時過ぎ、席を変えて待ちに待った夕食です。まずビールで乾杯。そ して鴨鍋。それからはそれぞれが飲めや唄えや。おっと唄は年末の街オフまでお預けでし た。(^^;) いつしか、湯気に曇ったガラス戸の向こうには麓の御所や橿原の街灯りが宝石のように 輝いています。ちょっとちらちら風花も舞ったようです。 ８時、フ〜。お腹一杯、鼓腹撃壌。再び大広間へ。ペンギンさんのカラバタールのスラ イド、次いでクイズ大会。そしてまたまた場所を変えての三次会。差し入れの酒にＭＬの 話題、思い思いの山や、懐メロ談義でわーわーと楽しむうちに、深々と夜は更けていきま す。丑三つ時近くまで頑張っておられたメンバーもおられたようですが、小生は明日もあ ることとて、０時にはお暇しました。 翌朝、小生どもは三国山・槇尾山の桧原越。朝食を済ませて始発のロープウェイでお先 に。ご挨拶できなかった皆さん、申し訳御座いませんでした。幹事の皆さん有り難うござ いました。 こんなに楽しいなら、又来年もおねだりしましょうかね？（笑）
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大盛況！鴨鍋忘年オフ〜大和葛城山
大和葛城山のデータ